
こんにちは!ひかり(@HikariNotion)です。
徐々に浸透し始めているメモ・タスク管理アプリのNotion。
当ブログでも紹介している筆者愛用の神アプリですが、Notionの優秀な機能のひとつに「連携」があります。
Notion上では「コネクト」と呼ばれる機能です。
このコネクト機能を使うことで、外部サービスとの連携をしてデータを同期することができます。
今回はNotionとタイムトラッキングアプリのToggl Trackの連携方法について解説します。
NotionとToggl Trackは連携できる

NotionとToggl Trackを連携してデータを同期することができるということはもうすでに伝わっているかと思います。
どのように連携できるかというと、
- Toggl Trackで時間を記録
- Notionであらかじめ用意したデータベースに内容が記録される(記録されるまで少しタイムラグがあります)
このようにToggl Trackで記録したものをNotionのデータベースにも記録できるというものです。
実際にToggl Trackと連携した私のNotionデータベースはこちら。

この設定をなるべく簡単に済ませるには、ZapierやMakeなどのワークフロー自動化サービスを使う必要があります。

そもそも、NotionとToggl Trackってどんなサービスなの?

この次の章で簡単にに解説するね。

お願いします!
Notionって何?
そもそもNotionって何?という方向けに少し解説。
簡単に言えば、Notionはメモアプリです。
Evernoteと比較されることも多いメモアプリですが、高機能で使用用途は無限のように広がります。
詳しくは当ブログの別記事で解説していますので、ぜひご確認ください。


Toggl Trackって何?
続いて、Toggl Trackについて。
Toggl Trackは時間の記録をすることができるタイムトラッキングサービス、アプリです。
作業を開始する時にスタートボタンを押し、プロジェクトのタイトルやタグなどを設定して自分が作業に取り組んだ時間を簡単に記録することができます。
無料で使うことのできるサービスです。
私はまだ使っていませんが、ポモドーロタイマーもついています。
Toggl Trackについてまとめた記事もあるのでぜひご確認ください♪

NotionとToggl Trackを連携する方法

NotionとToggl Trackを連携するには、ZapierやMakeなどの外部ツールを使う必要があります。
私は当初Makeで連携をしようと試みていたのですが、私の実力では上手く行かなかったので試しにZapierを使用してみました。
相性もあるかもしれません。
Zapier(ザピアー)とは、ノーコードでワークフローの自動化を実現することができるWEBアプリケーションです。
引用元:https://smbiz.asahi.com/article/14681540
今回は実際に私がNotionとToggl Trackを連携させた手順を参考画像とともに解説していきます。
Zapierを使った連携の手順

Zapierを使ったNotionとToggl Trackの連携手順は以下の通り。
- Notionで記録用のデータベースを用意する
- Zapierに無料登録する
- ZapierでZapを作成する
- 必要な項目を入力し設定
- Zapの保存
簡単に言うと、このような流れで連携するための設定を行っていきます。

それでは、連携の方法を見ていきましょう!!!
Notionで記録用のデータベースを作る

Notionでデータベースを作成していきます。
まずはお好きなページにインラインまたはフルページでデータベースを追加します。
(サイドバーの新しいページ追加または、新しいページの段落プラスマークからデータベースを挿入できます)

Notionでデータベースを挿入すると、このように「名前」と「タグ」が用意されたデータベースが出てくるので、タイトルをつけてみましょう。
今回はToggl Trackの記録用データベースなので「Toggl Track」というタイトルをつけてアイコンも設定しました。
次に、プロパティを追加していきます。テーブルデータベース上部のプラスマークから追加ができます。
今回追加するプロパティは以下の通り。
- 内容・・・テキストプロパティ
- 集中時間・・・テキストプロパティ
- 日時・・・日時プロパティ(終了日と時間を含むよう設定)
このプロパティを追加して、Toggl Trackの記録用データベースが出来上がったらいよいよZapierの設定に進みます。
Zapierに無料登録する
Zapierの登録は無料です。月に100件までのデータ同期が無料でできるようになっています。
(それ以上のデータを同期する場合には課金が必要)
私はGoogleアカウントを使ってZapierに登録しています。
再ログインがスムーズになるので、Googleアカウントでの登録がおすすめです。

ZapierでZapを作成する
アカウントを作成したらZapierで「Create Zap」をクリックしてワークフローを構築していきます。

最初のトリガーにToggl Trackを選ぶため、入力画面に「Toggl」と入力してアイコンをクリック。

Eventで「New Time Entry」を選択してContinueをクリック。

Toggl Trackのアカウントを接続し選択します。

Toggl Trackの自分のワークスペースを上記の参考画像のように選択。
Continueをクリックし、トリガーのテストを行ったらToggl Trackの方の設定は完了です。
トリガーの次はアクション、Notionの接続です。

フォームに「Notion」と入力し、Notionのアイコンをクリック。

Eventは「Create Database Item」を選択してContinue。

上記の画面で、ご自身のNotionアカウントを接続します。

次に、Set up actionで、Notionのデータベースに記録する内容を設定していきます。
この項目が一番大切なので画像と同じように設定するようにしてください。
↓表でもまとめておきます。
名前 | Project Name |
集中時間 | Duration Readable |
Include time with date fields? | True |
日時(Start Date and Time) | Start |
日時(End Date and Time) | Stop |
内容 | Description |
タグ | Tags |
ここまで設定したら、最後にワークフローの再生テストをして保存をしてZapierの設定は完了です。
お疲れさまでした!
Notionのデータベースに反映されない時は?

ひかりちゃん、NotionのデータベースにToggl Trackのデータが反映されない時はどうしたら良いの?

紹介した方法で反映されなかった場合の確認事項をまとめてみるね。
- NotionのデータベースにZapierがコネクトされているか確認する
- Zapierからデータが自動保存されるには30分ほど時間がかかるのでしばらく待つ
- ZapierのZapがオンになっているか確認する
手順を踏んだ上でこの項目を確認してもらえれば、データベースに反映されるはずです。





Zapierを使えば他のサービスも連携できる

今回ご紹介したZapierを使うと、Toggl Track以外のサービスも連携させることができます。
活用事例でいうと
- NotionにRSSフィードを自動保存する
- Notionにスプレッドシートの内容を自動保存する
- NotionにRaindrop.ioのデータを自動保存する
など。
Notion以外でも連携できるサービスが多くあり、Instagramに投稿した内容をPinterestに自動保存などもできます。
かなりの量の活用事例があるので、詳しくはZapierの公式サイトをご確認いただければと思います。

まとめ
今回はToggl TrackのデータをNotionのデータベースに記録する方法、連携するための設定方法を解説しました。
手順が多いので、実際にNotionとToggl Track、Zapierを触りながら設定を進めていくのが良いと思います。
今回の記事について分からないことはあれば、ぜひコメント欄にて教えて下さい。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
Notion AutomationsはNotionとGoogleカレンダーを同期することのできるサービスです。
課金が必要になりますが、自分のNotionページでスケジュールを管理するためのテンプレートが自動で追加されるのでとても便利です。
Tallyは無料でお問い合わせフォームやアンケートフォームなどが作れるフォームビルダーです。
NotionやSlack、スプレッドシートなどと連携することで送信された情報の整理もしやすくなります。
MakeはNotionと外部サービスを自動連携させることのできるサービスです。
操作は難しい点もありますが、使いこなせると非常に便利です。
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